<魔笛> 

2006年 イギリス・フランス 140分
原題 The Magic Flute
監督 ケネス・ブラナー
脚本 ケネス・ブラナー  スティーヴン・フライ
撮影 ロジャー・ランサー
音楽 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
音楽監督・指揮 ジェームズ・コンロン
演奏 ヨーロッパ室内管弦楽団
出演 ジョゼフ・カイザー  エイミー・カーソン  ルネ・パーペ
   リューボフ・ペトロヴァ  ベンジャミン・ジェイ・デーヴィス

モーツァルトのオペラ「魔笛」を、舞台を第一次世界大戦のヨーロッパにして美しい映像を駆使して描いた作品です。
兵士のタミーノ(ジョセフ・カイザー)は、塹壕で戦っている中で毒ガスによって気を失ってしまいます。 夜の女王(リューボフ・ペトロヴァ)の侍女で従軍看護婦の三人がタミーノを救い、夜の女王は娘パミーナ(エイミー・カーソン)が暗黒卿ザラストロ(ルネ・パーペ)に浚われたので救って欲しいと頼むのでした。 タミーノは鳥の言葉を理解し育てている兵士パパゲーノ(ベンジャミン・ジェイ・デイヴィス)と一緒にパミーナを救出に出かけます。 身を守るものとして夜の女王からタミーノは魔法の笛を、パパゲーノはグロッケンシュピールを贈られ出発するのでした。 しかしタミーナがザラストロからパミーナを救いに来たと言うと、悪いのは夜の女王の方で、ザラストロは善人だとそこに居る人々は言うのでした。

英語の「魔笛」なんて初めて聴いたような気がしますが、素晴らしい歌声に聞き惚れてしまいました。 低音が魅力的なバッソ・プロフォンドの歌うザラストロ、超絶技巧のコロラトゥーラ・ソプラノの歌う夜の女王のアリア、楽天的なパパゲーノの歌などとても楽しかったです。 物語の舞台が第一次世界大戦下となっているのでどちらが善でどちらが悪かといったところも、それぞれの国の善悪の考え方など、ちょっとファンタジーから遠のいてしまったようにも思い、原作の設定のままの方がファンタジックに演出できたようにも感じました。 それとオペラでいうと第二幕のフリーメイソン的な試練の部分がこの設定だと違和感があったのではないでしょうか。 でも歌が素晴らしかったので大満足です。 
B B

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