<007/カジノ・ロワイヤル> 

2006年 イギリス・アメリカ 145分
原題 Casino Royale
監督 マーティン・キャンベル
原作 イアン・フレミング「007/カジノ・ロワイヤル」
脚本 ポール・ハギス  ニール・パーヴィス  ロバート・ウェイド
撮影 フィル・メヒュー
音楽 デヴィッド・アーノルド
出演 ダニエル・クレイグ  エヴァ・グリーン  マッツ・ミケルセン
   ジュディ・デンチ  ジャンカルロ・ジャンニーニ  ジェフリー・ライト
   カテリーナ・ムリーノ  サイモン・アブカリアン

6代目ボンド、ダニエル・クレイグが活躍する007シリーズ21作目です。 ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)が、殺しのライセンスを取得するために、二つの殺人を実行してダブルオーのライセンスを得、マダガスカルで爆弾を持った男を追い詰め、バハマ、マイアミでは武器売人と航空機爆破をくい止めようと奔走します。 そしてM(ジュディ・デンチ)から、世界中のテロリストの資金をテロによって増やし、その資金をテロリストに渡しているというル・シッフル(マッツ・ミケルセン)の資金を絶つことを命じられるのでした。 ボンドのせいでテロに失敗し、多額の損失を受けたル・シッフルは、その天才的な数学能力でモンテネグロのカジノ・ロワイヤルで大勝負に挑むことにしていました。 ボンドは財務省のヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)と共にカジノに乗り込み、現地の諜報員マティス(ジャンカルロ・ジャンニーニ)の協力を得るのですが、勝負の途中で毒を盛られ命を失いかけます。 命拾いした後、CIAのフェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)の資金協力で、ル・シッフルとの一対一の大勝負に勝つのでした。 しかし喜びもつかの間、ヴェスパーを危険から救おうとしたボンドはル・シッフル一味に拘束されリンチを受けてしまい…。

1967年版<007/カジノ・ロワイヤル>は、バート・バカラックの音楽が素晴らしい007のパロディで、とんでもなく賑やかな作品でした。 確かあれもイアン・フレミング原作だったはずと思っていたのですが、それにしては違いすぎると思いますので名前を借りただけなのかもしれません。 
この映画は殺しのライセンスを取得するために、二つの殺人を実行する時のモノクロ映像の後、カラフルなタイトルバックに入り、その後の爆弾を持って逃走する黒人テロリストの、カモシカのような動きに裏を掻こうと必死で追いすがるボンドの逞しさ。 ちょっと長過ぎるようにも思いましたが、緊迫感があって本当に迫力あるアクションで、冒頭から期待で一杯にさせられます。 ダニエル・クレイグは、<ミュンヘン>で初めて知ったのですが、こんなにカッコ良いボンドを演じるとは思いませんでした。
今までは、ジェームズ・ボンドって残酷でニヤケタ感じのエロオジサンというイメージで、全然魅力を感じたことがありませんでした。 だから007だけは毎回映画館で観ると言っている友人をバカにしていたのですが、ダニエル・クレイグのボンドだったら納得です。 ちょっと背が低いのが気になりますが、とてもニヒルでセクシー。 とってもカッコ良かったです。 ラブシーンもいやらしさが無かったし、作品の創り方もオシャレな感じでとても素敵でした。 
ちょっと<ボーン・アイデンティティ>とか<MI>みたいになってしまいましたが、こんな007ならもっともっと観たいと思います。 アクションばかりでなくドラマ的な要素が大きかったこともあって、楽しくてあっという間に終わってしまいました。
B B

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