<アンジェラ> 

2005年 フランス 90分
原題 Angel-A
監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
撮影 ティエリー・アルボガスト
音楽 アンニャ・ガルバレク
出演 アンドレ:ジャメル・ドゥブーズ
   アンジェラ:リー・ラスムッセン
   フランク:ジルベール・メルキ
   ペドロ:セルジュ・リアブキン
   
パリで暮らしているアンドレは、ギャングから借りたお金を返せず、48時間以内に返済できないと殺されることになってしまいます。 返済の当てもなく絶望のあまり、三世橋の欄干を乗り越えセーヌ河に飛び込もうと覚悟を決めて見下ろしていると、突然近くから見知らぬ女性が身を投げるのでした。 驚いたアンドレはすぐに飛び込んで、夢中で女性を助けます。 
これがきっかけで、この女性アンジェラは、どうせ死のうと思った命だからと、アンドレの為に何でもするからと、後を付いてくるようになるのでした。 アンドレは戸惑いながらも絶世の美女の出現に心乱れます。

リュック・ベッソン監督<ジャンヌ・ダルク>から6年振りの作品。 モノクロームの美しい映像の中に、おっかないオジサンをボコボコにやっつける凶暴な天使(堕天使)と気の弱いダメ青年(28歳だと言っていましたが、だいぶオジサマが入っています)のファンタジックなラブコメが綴られています。 

監督の、理想の女性に対する願望や憧れが描かれたようなお伽話の世界で、わたしも素敵な天使に助けられる主人公を羨ましく思いながら観てしまいました。
絶世の美女リー・ラスムッセンと気が弱くて優しそうなジャメル・ドゥブーズの取り合わせが楽しかったこと、映像がスタイリッシュだったことで、このような内容でもイヤミが感じられなかったと思います。

籤引きでアメリカ市民権を獲得したという、どう考えても危なっかしいアンドレ。 もっと自分を愛しなさいと言われたり、内面が美しいのにそれを外に出す方法を知らないとか、自分に正直に生きるようになど、アンジェラに導かれ、次第に自信を取り戻していきます。 

最後の太陽の光の中で、大きな翼を羽ばたき、天使になったアンジェラが印象的でした。 なのにアンドレはアンジェラに飛びついちゃったりして…天界に戻れなくなっちゃったの~?と最後はオドロキでした。
ホントにこれで良かったのかな?とか、アンジェラはアンドレの分身だったのでは?とクレッションマークを感じながら、ちょっと混乱しながら終了。 でも主人公がしあわせになれたことだし…、ステキなドラマでした。

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