<クローサー> 

2004年 アメリカ 105分
原題 Closer
監督 マイク・ニコルズ
脚本 パトリック・マーバー
撮影 スティーヴン・ゴールドブラット
音楽 モリッシー
出演 アンナ・キャメロン:ジュリア・ロバーツ
   ダン・ウォルフ:ジュード・ロウ
   アリス・エアーズ:ナタリー・ポートマン
   ラリー:クライヴ・オーウェン
   
英国で初演されて以来30カ国語に翻訳されたというP・マーバー戯曲の映画化で、ロンドンで出会う4人の男女の物語です。
冒険旅行でニューヨークから着いたばかりのストリッパーのアリスは、交差点で車にぶつかって気絶したところを、小説家志望で新聞の死亡欄担当の記者ダンに助けられ同棲するようになります。
1年半が過ぎ、アリスをモデルに書いた小説が出版されることになって、写真家のアンナにポートレートを撮ってもらうことになります。 この時互いに心惹かれますが、アンナはダンに同棲相手がいることを知って諦めるのでした。
ダンもアンナに未練があって、インターネットでラリーという医師とセックスサイトで知り合い、面白半分に相手をからかおうとアンナに成りすましてメールを出し、待ち合わせを約束します。
何も知らないアンナでしたが、ラリーと出会い話すうち、ダンのいたずらと気付きますが、ラリーと交際するようになり結婚します。
その後アンナはダンとも付き合うようになり、アンナはラリーと別れようと考えるようになり、ダンもアリスに別れを切り出すのでした。 こうして4人の運命が交錯していきます。

何が面白いのか私には理解できない映画でした。 
アリスは別として、他の3人のキャラクターが似過ぎているし、自分本位でワガママ。 
会話が嘘っぽくてネチネチしていて下品。 している事が陰湿。 気分が悪くなり、途中で眠くなってしまいました。
セックスと恋愛ゲームが好きな中年男女の醜さを描きたかったなら、成功なのかもしれませんが、ネチネチはしているけれど、ドロドロはしてないし、ビチョビチョでカラっとしていないのです。
ドロっとしたものを、カラっと表現できたなら素晴らしいのですが…、これではいただけません。
会話の内容が面白さに欠けること、人に対する思いやりに欠け、人間がうわべだけで描ききれていないのです。
恋愛の過程が描かれてなく、現象だけで唐突な会話なので、心を感じないので楽しめませんでした。
なのにどういうわけか、アリス役のナタリー・ポートマンは存在感があって輝いていました。
ストリップ・バーの個室でジェーンという源氏名で出ているアリスに、「本名はアリスだと本当のことを言え」と強要するラリーに、何度言われてもアリスは「自分の本名はジェーン・R・ジョーンズ」だと答えラリーを怒らせますが、本当に本名は“ジェーン・R・ジョーンズ”だったのですね。
人の命を救った人の碑のところで、アリス・エアーズの名前を見つけた時のダンの表情は忘れられません。
C D

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