<誰も知らない> 

2004年 日本 141分
監督 是枝裕和
脚本 是枝裕和
撮影 山崎裕
音楽 ゴンチチ
出演 明:柳楽優弥
   紗希:韓英恵
   福島けい子:YOU
   京子:北浦愛
   茂:木村飛影
   ゆき:清水萌々子
   けい子の元恋人:遠藤憲一
   野球のコーチ:寺島進
   コンビニの経営者:平泉成
   大家夫妻:串田和美  岡元夕紀子
   コンビニの店員:加瀬亮  タテタカコ
   タクシーの運転手(ゆきの父):木村祐一
   パチンコ屋の店員(京子と茂の父):遠藤憲一
   少年野球の監督:寺島進

1988年に巣鴨で実際に起きた事件を元に、細部や心理描写をフィクションで作ったというドラマ。
アパートに越してきた四人の子持ちの母親は、追い出されるのを懼れてのことなのか長男の明と二人暮らしと大家に嘘をついて、住み始めます。
4人は父親が別で、学校にも通ったことが無く、人目を避けるように家の中に閉じ込められたまま生活し、けい子がデパートで働いている間、12歳の明が買い物をして妹や弟の面倒を見て、長女の京子が洗濯をするなどしてそれなりに楽しく生活をしていました。
しかし新しい恋人が出来たけい子は、子供達を置いたまま突然出て行ってしまい、僅かなお金を使い切ってしまった明は困り果て、かつてのけい子の恋人を訪ねるのですが…。
電気・ガス・水道を止められてしまい、食べるものにも不自由するようになり…。

紗希役を含める子供達5人は、演技をしているというよりはとても自然で、繊細な感じがして素敵でした。
身勝手で無責任な母を演じたYOUさんも、大人になりきれていない母親の感じがよく出ていてどこか憎めなかったです。
それにしても学校に通わせず(もしかしたら出生届を出していないのかも知れないと怖くなりますが)、外出をさせずという状態にも従っているというその健気さ、酷い母親でも子供達は母を慕っているということがとても辛くなります。
4人揃って初めてお散歩した時の楽しそうな様子、明が妹や弟の面倒を見ることを忘れ、つい自分が遊んでしまうという場面は、やっぱり子供なんだな~と、ホッとした気持ちにさせられ、安心しました。
中学生の紗希を演じていた韓英恵さんは、不思議な魅力のある女優さんだと印象的でした。
C C

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