<8 1/2> 

1963年 イタリア・フランス 140分 
原題 Otto e Mezzo
監督 フェデリコ・フェリーニ
製作 アンジェロ・リッツォーリ
脚本 フェデリコ・フェリーニ、トゥリオ・ピネッリ、エンニオ・フライアーノ、ブルネッロ・ロンディ
撮影 ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ
音楽 ニーノ・ロータ
出演 マルチェロ・マストロヤンニ  アヌーク・エーメ  クラウディア・カルディナーレ
   サンドラ・ミーロ  ロッセラ・ファルク  ジャン・ルージュル  バーバラ・スティール

映画監督のグイド・アンセルミ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、新作映画のアイディアが思うように展開できず、スランプに陥り、精神的肉体的な疲れを癒すため療養がてら温泉地に出かけますが、そこでも仕事を忘れることが出来ずゆっくり休養できません。 彼の元に愛人のカルラ(サンドラ・ミーロ)が訪れ、映画関係者や不仲の妻ルイーザ(アヌーク・エーメ)まで押しかけてきてしまいます。 現実や差し迫った仕事から逃れることが出来ず、新作の構想を練っていると、グイドの頭の中に様々な過去の記憶や幻惑的な夢想がよぎり、ますます混乱していくのでした。

現在・過去・幻想の中を行き来して私たちを不思議な世界に招待してくれます。 <ビッグ・フィッシュ>でもそうでしたが、西洋人にとってサーカスは独自の心象風景を感じさせるもののようです。 久しぶりにこの作品を観て<オール・ザット・ジャズ>を思い出しましたが、最近では<TAKESHI’S>の北野武監督にも影響を与えているようです。 
構図が素晴らしく、絵画を鑑賞しているような気分になりました。
監督自身としては、いろいろな人々に囲まれ煩わしく思っていても、実はそれが本人の生き甲斐でもあったみたいな感じを受けました。
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この記事へのコメント

tombo
2008年11月25日 23:47
映画の終わりの少し前、グイドがピストルの引き金に手を掛ける場面がありました。ぼくはその後に続くシーンを観ていて「オール・ザット・ジャズ」を思い出し、グイドが死に際に見た幻想を描いたのかなと思いましたが、どうも違うようですね。ぼくの見方は理窟ぽくていけません。
みのり
2008年11月27日 20:21
あの場面は死ぬことによって再生できたみたいな感じなのかと思っていました。 ストーリーなんて全然ないようなものでしたが、監督の自画像を見せてもらえたようで面白かったです。

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  • 映画評「8・1/2」

    Excerpt: ☆☆☆☆☆(10点/10点満点中) 1963年イタリア映画 監督フェデリコ・フェリーニ ネタバレあり Weblog: プロフェッサー・オカピーの部屋[別館] racked: 2008-11-25 23:10