<パリの大泥棒> 

1967年 フランス 120分
原題 Le Voleur
監督 ルイ・マル
原作 ジャン・ジャック・ポヴェール
脚本 ルイ・マル  ジャン=クロード・カリエール
撮影 アンリ・ドカエ
音楽 アンリ・ラノエ
出演 ジャン=ポール・ベルモンド  ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド  マリー・デュボワ
   フランソワーズ・ファビアン  クリスチャン・ルド  ジュリアン・ギオマール

20世紀初頭のパリ。 ジョルジュ・ランダル(ジャン=ポール・ベルモンド)は、12歳で両親を失い、以来伯父ユルバン(クリスチャン・ルド)に引き取られ育てられました。 成長したジョルジュは伯父には馴染めないものの、従妹シャルロット(ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド)とは惹かれ合っていました。 しかし伯父は、ジョルジュの父親の残した財産を不当に横領したばかりでなく、シャルロットを無理矢理富豪の息子と婚約させてしまうのでした。 これに怒ったジョルジュは、婚約者の家で行われた披露パーティの夜、その家の主人が大切にしている宝石を盗んでしまいます。 ジョルジュはこれで気が済んだと、パリを離れブリュッセルへ向う途中、馴染みのラマルジェル神父(ジュリアン・ギオマール)に出会い声を掛けられるのでした。 ところが実は神父は盗賊の首領で、ジョルジュの腕のよさを褒め称え、腕のよい盗賊たちを紹介してくれるのでした。 盗賊たちに指導を受けメキメキ腕を上げたジョルジュは、ロンドンでシャルロットに再会します。 伯父は若い女性を次々に囲い、今の同棲しているジュヌヴィエーヴ(マリー・デュボワ)に入れ揚げ、シャルロットは追い出されてしまったというのです。 伯父が危篤になり、家に戻ったジョルジュとシャルロット。 全てを寄付することになっている伯父の遺言書を見て、ジョルジュはラマルジェル神父の教会ヘ寄付金をし、シャルロットに財産の殆どが行くようにと遺言を書き換えるのでした。 シャルロットはジョルジュに盗賊を辞めるようにと頼むのですが、ジョルジュは盗む時のスリルと快感が忘れられないからと、これからも盗みを続けるというのでした。

もっとカッコ良く泥棒をするのかと思っていたのですが、今どきのアクションコメディとは違って、計画性も感じられないし、たくさん証拠を残していそうな長閑で手際の悪い盗みぶりに驚きました。 パリだとか、大泥棒というのでもっと華麗でオシャレな雰囲気を期待していたので、ちょっとハズレでしたが、女優さんたちが美しかったのが良かったです。 
C C

この記事へのコメント

タラララ
2008年11月11日 13:55
盗みの方法も華麗な手口とはほど遠くて、ドアはバールでこじ開けるし、金庫は焼き切るしで、痛快な泥棒映画だと思って見てしまうと驚かれるでしょう (^^;;
音楽も使われていませんし、娯楽的な要素は薄いですね。
でも、ベルモンド主演なので、どことなくコミカルな雰囲気が漂っていました。
同じベルモンドの泥棒映画でも「華麗なる大泥棒」は楽しい作品ですよ (^^)
みのり
2008年11月14日 17:49
実は「華麗なる大泥棒」を観ようとして題名が似ているので間違ってこちらを見てしまったのです。 「華麗なる大泥棒」の方もそのうち見たいと思っています。

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