<耳に残るは君の歌声> 

2000年 イギリス・フランス 98分
原題 The Man Who Cried
監督 サリー・ポッター
脚本 サリー・ポッター
撮影 サッシャ・ヴィエルニー
音楽 オスヴァルト・ゴリジョフ
音楽プロデュース サリー・ポッター
出演 クリスティナ・リッチ  ジョニー・デップ  ケイト・ブランシェット
   ジョン・タトゥーロ  ハリー・ディーン・スタントン  クローディア・ランダー=デューク
   パブロ・ベロン  オレグ・ヤンコフスキー

1927年のロシアで貧しいユダヤ人の少女フィゲレ(クローディア・ランダー=デューク)は、母を亡くし父(オレグ・ヤンコフスキー)はアメリカに出稼ぎに行き、祖母と二人で暮らしていました。 ある日村でユダヤ人を迫害する暴動が起きた時、祖母の機転により、フィゲレは村を脱出することができたのでした。 
ロンドンに渡ったフィゲレは、スーザンと名付けられキリスト教徒の家庭で育てられます。 言葉が通じず一人ぼっちのスーザンはジプシーの音楽を聴き、美しい歌を歌うようになるのでした。 
それから10年後、成長したスージー(クリスティナ・リッチ)は父を探すための資金を得るため、パリに出てコーラスガールとして働き始め、ロシア人のダンサー、ローラ(ケイト・ブランシェット)と出会います。 そしてジプシーの青年チェーザー(ジョニー・デップ)と恋に落ちますが、ナチスの手がパリにも及んできて、スーザンはローラと共にニューヨーク行きの船に乗るのでした。 しかし途中でドイツ軍の爆撃により船は沈没し、ローラは亡くなりますが、スーザンは助け出され、ニューヨークで父の行方を知る人からハリウッドにいると知らされ会いに行くのでした。 

戦争、差別、迫害、それぞれの置かれた状況など、重いテーマを織り込みながら、スケールの大きなヨーロッパの歴史の一部のように描いていますが、そんな大それたものではなく、単純に主人公の女性が、かすかに耳に残る父の子守歌を頼りに、父を求めていく物語と思って、その雰囲気を楽しむ映画のようです。 映像が美しいし、音楽がステキ! そしてローラの口紅の色の目立つこと。 この映画は結構好きなので何度も観てしまうのですが、いろいろ凄そうなことを描いている割には構成が弱いし、最後のアメリカ行きなどはあっという間なので、初めて観る方は驚かれることと思います。 
ジョン・タトゥーロの演じていたイタリア人オペラ歌手ダンテの歌の吹き替え、サルヴァトーレ・リチートラの歌声がとても素晴らしく、観終わってからも耳を離れません。 そしてユダヤ人の興行主フェリックス・パールマン役のハリー・ディーン・スタントンが印象的でした。 
C A

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