<僕のピアノコンチェルト> 

2006年 スイス 123分
原題 Vitus
監督 フレディ・M・ムーラー
脚本 フレディ・M・ムーラー  ペーター・ルイジ  ルカス・B・スッター
撮影 ピオ・コラッディ
音楽 マリオ・ベレッタ
出演 テオ・ゲオルギュー  ブルーノ・ガンツ  ジュリカ・ジェンキンス
   ウルス・ユッカー  ファブリツィオ・ボルサニ

幼い頃(ファブリツィオ・ボルサニ)から並外れた知能指数とピアノの才能を持ったヴィトス(テオ・ゲオルギュー)。 父(ウルス・ユッカー)と母(ジュリカ・ジェンキンス)は息子を一流のピアニストに育てようと有名な先生の指導を受けさせようとするのですが、ヴィトスにとっては有難迷惑。 両親の過大な期待に気が重くなり、おじいちゃん(ブルーノ・ガンツ)と過ごす時間だけが唯一楽しい時間でした。 そんなある日、ヴィトスはマンションから落ちて気を失っているところを発見されます。 怪我はたいしたことなかったのですが、その日以来IQは人並みになり、ピアノも弾けなくなってしまうのでした。

知能も優れていてピアノの才能もあるなんて、素晴らしいと思いますが、それゆえの苦悩というのではなくて、両親の過大な期待が気に入らなかったというだけの事のようでした。 おじいちゃんがほんとに大好きって感じがとても伝わってきて、二人のやりとりが楽しかったし、小さい時ベビーシッターをしてくれた女性への恋心も可愛らしいと思いました。 12歳のヴィトスを演じているテオ・ゲオルギュー自身も、国際コンクールで優勝した天才ピアニストだということですが、映画の中での演奏シーンは素晴らしかったです。 いくら天才だからといっても疎外感や孤独感を持つとばかりは考えられませんし、ファンタジーとはいっても祖父のお金を元手に株式投資で財を成し、父親の窮状を救うというのはあまり楽しい発想ではないように感じたのですがいかがなものでしょう…。 ブルーノ・ガンツさんはやっぱり素敵でした。
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