<優駿 ORACION> 

1988年 日本 128分
監督 杉田成道
原作 宮本輝
脚本 池端俊策
撮影 斉藤孝雄  原一民
音楽 三枝成彰
出演 斉藤由貴  緒形直人  吉岡秀隆  緒形拳  林美智子
   仲代達矢  吉行和子  加賀まりこ  田中邦衛

北海道の静内の牧場主、渡海千造(緒形拳)、博正(緒形直人)父子は、ダービーを制覇するような名馬をつくりたいと夢見ていました。 そして嵐の日に名馬ゴドルフィンの血を引く仔馬が生まれ、千造は牧場の借金を返すため、この馬の馬主なってくれる人を探し奔走するのでした。 一方、和具工業社長の和具平八郎(仲代達矢)は、会社が分岐点に差し掛かり、大きな決断を迫られている時期であること、過去に関係のあった田野京子(加賀まりこ)が産んだ16歳になる息子の誠(吉岡秀隆)が重い腎不全で父親である自分の腎臓を移植する必要があるという二つの悩みを抱えていたため、この仔馬に夢を託し、馬の好きな娘の久美子(斉藤由貴)のためにも、馬主になることにするのでした。 博正が可愛がっていた仔馬のオラシオンは成長し、大牧場に移され本格的な調教を受けるようになり、レースにも出場して成績を残すのですが、大牧場に運ぶ途中、無謀運転の対向車のせいで、オラシオンは右足に怪我をしたので、その後遺症に苦しむ事態も発生するのでした。

北海道の自然が美しく、一頭のサラブレッドに関わることになった人たちやその周囲の人々、それぞれの気持ちを繊細に綴っています。 盛りだくさんのエピソードの割には纏まっていたようにも思います。 競馬馬を育てることやダービーに出場させるかどうかというところは、実際にはこんなに綺麗ごとではないと思いますが、それぞれの夢を託すという思いは十分に伝わってきましたし、馬の走る場面はとても迫力を感じました。
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この記事へのコメント

タラララ
2008年08月19日 14:54
宮本輝の原作は面白かったです。
競馬の映画や小説って、意外と少ないんですよ。
映画化されているのを知り、見てみようと思ったら「原作のファンは見ない方がいい」という意見が多かったので止めました (^^;;
でも、原作の内容も忘れてしまったので、そろそろ映画を見ても良いかも知れませんね。
ネット・レンタルでDVDを見つけたので、予約リストに入れておきました (^^)
みのり
2008年08月20日 12:58
映画を観ていても、原作は読み応えありそうだな~と感じました。 馬の生産者や所有者、育てている人たちのそれぞれの思いが伝わってきて、だいぶきれい事のようにも感じましたが、なかなか良かったですよ。
知り合いに招待されて競馬場に行ったことがありますが、本物の競馬馬って本当に美しいものですね。 今のところ競馬の賭けの方にはあまり興味がないのですが、馬を見たいから競馬場には行ってみたいです。

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