<子猫物語> 

1986年 日本 92分
監督 畑正憲
脚本 畑正憲
撮影 藤井秀男  富田真司
音楽 坂本龍一
協力監督 市川崑
ナレーション 露木茂
詩の朗読 小泉今日子

北国の春に牛舎で生まれた子猫のうちの一匹、茶色でトラ模様の個性的な子猫のチャトランはパグの子犬のプー助と大の仲良し。 二匹はかくれんぼをして遊んでいるうち、チャトランが隠れた木箱が川に流れ出し、心配したプー助がこれを追いかけます。 チャトランはどんどん流され、本流に流されていき木箱に入ったチャトランを小熊が襲いますが、それを見たプー助は川に飛び込んでチャトランを助けます。 木箱に乗ったチャトランはそのまま流され滝に落ちるのでした。 小熊からやっとのことで逃げることのできたプー助は、再び岸に流れ着いた木箱を見つけるのですが、そこにはチャトランの姿はありません。 その頃チャトランはお腹がすいて食べ物を見つけようとしますが上手くいかず、キタキツネが隠した餌を食べたりするのでした。 カラスに襲われたり、尻尾で釣った魚をアライグマに盗られたりと冒険を続けています。 その後プー助と草原で再会したのもつかの間、また離れ離れの冒険。 蛇に襲われて穴に落ちたチャトランを助けてくれたのはプー助でした。 秋になりチャトランは白い猫と出会います。 二匹が仲良くしているのを見たプー助は去っていきます。 厳しい冬が過ぎ春になるとチャトランはお父さんになっていました。 プー助も何処からか現れ、チャトランに自分の家族を紹介するのでした。

北海道の大自然を舞台にチャトランとプー助の冒険と成長を綴っています。 美しい大自然の中でのスリリングで楽しい冒険。 最後まで子供になったような気持ちで見ることが出来ます。 でもナレーションが多過ぎるのと、詩の朗読が煩いので、谷川俊太郎の詩は、美しい文字で映像を壊さない程度に書いていくほうが良かったのではと思います。 動物たちが可愛いというだけの映画でした。
C C

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

tombo
2008年08月18日 18:57
チャトランが川を下る間に出会ういろんな出来事、いろんな動物・植物、そしてチャトラン自身が大きく変わっていく様子を見ていて「地獄の黙示録」を思い出しました。こちらは川を遡る物語でしたがどちらの映画も川の流れに託して人生を描こうとしたのだと思います。谷川俊太郎の詩の中に「川は海の子」という一節があったように思います。おもしろいと感じました。
みのり
2008年08月18日 19:08
川というと人生を連想しますね。 「地獄の黙示録」も進んでいくにしたがって自分のしていることの意味を見つけていくのではなかったかと感じました。 ちょっと関係ないですが、美空ひばりさんが「川の流れのように」を歌われた時、こんな歌を歌うようになるなんてと思っていたら、亡くなられてしまったので、とても哀しかったです。
みのり
2008年08月18日 19:11
P.S. もしかしてtomboさんは、チャトランやプー助を人間だと思われたのかしら? そんな風にも感じられましたね。
tombo
2008年08月19日 19:25
食べること、愛することはすべての生き物にとっての本質、そしてそのことに関連して様々な争いが起こります。畑さんは身近な動物たちを使ってそれを子供たちに伝えたかったのでは。そしておそらく畑さんは動物、植物も含めた大きな自然の流れをこの映画で表現したかったのではないかと思います。
みのり
2008年08月20日 13:03
tomboさんのように考えてみると、かなり優れた作品だったともいえますね。 ナレーションなど解りやすかったし、詩の朗読も良かったのかもしれないですね。 

この記事へのトラックバック