<あなたになら言える秘密のこと> 

2005年 スペイン 115分
原題 The Secret Life of Words
監督 イザベル・コヘット
脚本 イザベル・コヘット
撮影 ジャン=クロード・ラリュー
出演 サラ・ポリー  ティム・ロビンス  ハビエル・カマラ  エディ・マーサン
   ジュリー・クリスティ  レオノール・ワトリング  スティーヴン・マッキントッシ

勤めている工場と自宅を往復し、食べ物や服装に拘ることもなく、その日その日を静かに生きている女性ハンナ(サラ・ポリー)は、真面目に一生懸命働きすぎることが他の人とのバランスの点で問題になり、上司から1ヵ月の休暇を取らされてしまいます。 彼女はバカンスを楽しむのではなく、海洋に浮かぶ油田掘削所で、事故で火傷を負ったジョゼフ(ティム・ロビンス)という男性の看護をすることにします。 ジョゼフは重度の火傷を負い視力も回復していませんでしたが、話好きでハンナにいろいろ質問し、明るく話しかけます。 しかしハンナは心を閉ざしたまま寡黙に自分の仕事をこなしていくのでした。 他の働き手たちもそれぞれに問題を抱えている人たちでしたが、閉ざされた環境の中でそれぞれの優しさに接するうち、ハンナの心も少しずつ和んでいき、ある日ジョゼフに自らの過去を話すのでした。

邦題からはとても考えられないような癒すことの出来ない心の傷。 クロアチア紛争までその秘密が行くとは考えてもいなかったので、それまでに流れていた静かでゆったりとした雰囲気の中で突然ハンナが語り出した時、その秘密の大きさに唖然とさせられてしまいました。 ここではじめて子供の声の意味が分かったような気がします。 その後しあわせになれたようなので安心はできましたが何度も観たいという映画ではありません。

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この記事へのコメント

オカピー
2008年07月08日 02:38
お久しぶりです。

会社員時代労働組合で聞いた話では、スペインは休ませない会社は罰せられるので、休みたくない人も無理やり休みを取らされるようです。
ヒロインが勤めていた会社がどこの国にあるのか解らなかったのですが、監督の祖国をベースにしているようですね。

良い作品でしたが、彼女の過去が全体のバランスの中で落ち着きが悪いと思いましたね。
まあ屁理屈です(笑)。
みのり
2008年07月08日 23:15
スペインが休みを取らせないと罰せられるというのは面白いですね。 
良い作品かもしれませんが、良い作品風に作った感じもして、あまり関心できませんでした。

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