<恋> 

1970年 イギリス 116分
原題 The Go-Between
監督 ジョゼフ・ロージー
原作 L・P・ハートレー「恋を覗く少年」
脚本 ハロルド・ピンター
撮影 ジェリー・フィッシャー
音楽 ミシェル・ルグラン
出演 ジュリー・クリスティ  アラン・ベイツ  マーガレット・レイトン
   ドミニク・ガード  マイケル・ガフ  エドワード・フォックス
   マイケル・レッドグレーヴ  リチャード・ギブソン

少年時代レオ(ドミニク・ガード)は、イギリス東部ノーフォーク州にある友人マーカス(リチャード・ギブソン)の別荘で一夏を過ごすことになります。 マーカスの姉マリアン(ジュリー・クリスティ)を一目見て憧れと初恋のような気持ちを抱くのでした。 マリアンに連れられて、二人だけで町にお買い物に行った時、マリアンが男性と立ち話をしている様子でしたが、後になってその男性が小作人のテッド(アラン・ベイツ)だと知るのでした。 マーカスがはしかになり、ひとりで藁に飛び込んで遊んでいて怪我をしたレオは、テッドに介抱してもらい、親しく話すようになります。 テッドからマリアン宛に手紙を届けて欲しいと頼まれ、その後マリアンからの手紙をテッドに届けることになり、何度か行き来をするのでした。 レオは気になってマリアンの手紙を開いてみると、テッドへの愛の告白が書かれていたので、失望とジェラシーで哀しくなるのでした。 そんな時、マーカスの家に来ていたヒュー・トリミンガム子爵(エドワード・フォックス)とマリアンが婚約したとマーカスから聞かされます。 婚約したのにテッドへの手紙を頼まれたので断るのですが、断りきれないでいるとその様子をマリアンの母に見つかってしまうのでした。

知らないうちに、身分違いの愛の連絡係をさせられてしまった少年が、年老いたマリアンに再び呼び寄せられて、今度は結婚しようとしないテッドの血を引く孫に、自分とテッドの幸せだった日々を伝えて欲しいと頼まれ、老いたレオが、少年時代を回想する形で描かれています。 少年時代のレオにとって、トリミンガムも教養があり紳士的で優しく親切な友人で、レオの戸惑う様子はとても可哀想でした。 少年が自分を慕う気持ちを利用して使いをさせ、嫌がると脅しをかけるのですからオドロキです。 こんな仕打ちにあったら立ち直れないのではと…、マリオンって、全く身勝手で残酷な女性です。 テッドを自殺させてしまったという悲劇と、少年だったレオに与えた現在までも癒えることのない心の傷が哀しかったです。 美しい田園風景と甘く切ないメロディーがロマンティックな気分にさせてくれましたが、老いてまで勝手なことを言うマリアンには腹立たしさしか感じませんでした。
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