<パフューム ある人殺しの物語> 

2006年 ドイツ・フランス・スペイン 148分
原題 Perfume: The Story of a Murderer
監督 トム・ティクヴァ
原作 パトリック・ジュースキント「香水 ある人殺しの物語」
脚本 トム・ティクヴァ  アンドリュー・バーキン  ベルント・アイヒンガー
撮影 フランク・グリーベ
音楽 トム・ティクヴァ  ジョニー・クリメック  ラインホルト・ハイル
演奏 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮 サイモン・ラトル
ナレーション ジョン・ハート
出演 ベン・ウィショー  ダスティン・ホフマン  アラン・リックマン
   レイチェル・ハード=ウッド  リチャード・フェリックス

18世紀のパリの悪臭漂う魚市場の屋台の下で産み落とされ、臓物と共に川に流される所を危うく助けられた赤ちゃんはグルヌイユと名付けられ、マダム・ガイヤールの育児所で育てられ成長しました。 グルヌイユは友達がいない孤独な子供でしたが、その頃から何キロも先にある匂いを嗅ぎ分けることの出来る天才的な嗅覚を持った少年でした。 成長したジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)は、なめし皮職人の所に売られますが、ある日道を歩いていてプラムを売っている少女と出会い、その赤毛の少女の体から放っている臭いに惹かれ追いかけます。 怯えた少女が悲鳴を上げようとするのを止めようと少女の口をふさぐと、少女は窒息死してしまうのでした。 それからというもの少女の匂いに執着し、匂いをもう一度嗅ぎたいと、なめし皮職人の取引先で今は落ち目になってしまった香水調合師のジュゼッペ・バルディーニ(ダスティン・ホフマン)のところに弟子入りし、匂いを再現しようと試みるのでした。 その後バルディーニから独立し、香水の聖地グラースへ修行に出かけたグルヌイユは、その地で出会った少女を次々に殺害して、その遺体から匂いを抽出しようと試みるのでした。 
匂いを映像で表わそうとするとこんな風になるのか~と、本当にビックリさせられ、クギ付けにさせられた映画です。
不幸にも香りに取り付かれてしまった青年の執着心を、人には迷惑でも本人にとっては幸福なことだったのかのしれないと思わせるほどに描いています。 麝香鹿じゃあるまいし人間の体から香料が採れるはずも無いのになど、この映画は普通に考えると変なことばかりが起こるし、観ていて滑稽で吹き出してしまう部分も多々あるのですが、映像の真剣さのせいか煙に撒かれてしまい騙されてしまいます。 グロテスクでかなり受け入れ難いところもありますが、大変面白い作品だと思いますので必見です。
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この記事へのコメント

mig
2008年04月24日 11:13
みのりさん☆
丁寧なコメントと、TBありがとうございました。

この映画は好みに分かれるかもだけど、面白いですよね。扱うテーマが
香り、って意外とないですよね~。
すごく興味深くみました☆
珍しく原作本の方も読んだけど映像化したのを観てやっぱり面白く感じましたヨ。

みのり
2008年04月24日 20:17
原作を読んでから映画を観てそれで面白いと感じたのならやはり優れた作品なのでしょうね。 わたしも大変興味深く観ました。
のりよ
2008年05月13日 23:38
こんばんは。コメントありがとうございました!
TB確認してみましたが、やはり届いていないようです。何故かしら…。
念の為、私の記事へのTB用URLはこちらです。↓
http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10081873229/83afa4bd
よろしかったらもう一度、宜しくお願い致します。
尚、TBのみ承認制とさせて頂いておりますので、時間差が生じます。ご了承くださいませ♪
みのり
2008年05月14日 09:16
コメント有難うございます。 もう一度TBさせていただきましたが、たぶん今のところうまくいかないのではと思っています。 
のりよさんと同じamebloの方のブログには、ここしばらくTBできないのです。 仲良くしていただいている方たちにTBできないのは残念なので(以前はバッチリだったのに…早くできるようになるといいのですが)、コメント欄にTBさせていただいています。 
のりよさんのブログに書かせていただいたコメントの“みのり(楽蜻庵)”という場所を押していただくと、わたしの記事につながると思いますので、拙い記事ですが見てくださいね。

2008年05月21日 00:38
長らくご無沙汰しまして、すみません。

映画の面白さにも色々あるわけですが、要は、観客に次はどうなるかと<サスペンス>を感じさせながら話を進められる作品が最上等と言うべきでして、その意味で種々の含みのある物語りながら、最後まで一気呵成に見せますね。そんな作品は滅多にありません。

原作は後から読んでみました。
物語そのものはほぼ同じながら、主題は違うようでした。
こちらも大変興味深かったですよ。

>アメブロ
たしか去年の3月途中からTBできなくなりましたね。
私もアメブロのブロガーの方々と親しくさせてもらっていましたが、そうした事情で互いに疎遠になりがちです。残念ですよね。
みのり
2008年05月21日 10:07
オカピーさん、こちらこそご無沙汰しております。 最近拙宅のコンピューターのフリーズが多くなってしまい、ブログをするのが面倒になっていました。
原作はテーマが違うのですか? わたしも読んでみたいと思っていたのですが、この頃は文字を読むのが億劫になってしまいました。

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