<ぼくの伯父さん> 

1958年 フランス・イタリア 116分
原題 Mon Oncle
監督 ジャック・タチ
脚本 ジャック・タチ
撮影 ジャン・ブールゴワン
音楽 フランク・バルセリーニ、アラン・ロマン
出演 ジャック・タチ  ジャン=ピエール・ゾラ  アドリアンヌ・セルヴァンティ
   アラン・ベクール  ルシアン・フレジ  ドミニク・マリー  ベティ・シュナイダー

プラスチック工場の社長アルベル(ジャン=ピエール・ゾラ)は、妻(アドリアンヌ・セルヴァンティ)と一人息子のジェラール(アラン・ベクール)と高級住宅地の超近代的なハイテクハウスに住んでいます。 しかしジェラールは堅苦しい感じの両親や近代的な家より、自由気ままに生きている母の兄のユロ伯父さん(ジャック・タチ)が大好きです。 いつも学校が終わると伯父さんと遊ぶのを楽しみにしていました。 ユロの生き方に不満を持っているアルベルは、ジェラールが自分たちよりユロに懐くことに嫉妬し、隣の家の女性(ドミニク・マリー)と結婚させようとカクテルパーティを開いたり、自分の工場で働かせようとしたりするのでした。

最初の犬が遊んでいる所やそのバックグラウンドミュージックが素敵なので、これから始まるドラマに期待を持たされます。 それを裏切らず、ユロ伯父さんのキャラクターがとっても楽しく、コメディというよりとってもオシャレな漫画のような感じでした。 セリフが少なくて登場人物の動きや音楽による表現というのがなかなか雰囲気があります。
ユロ伯父さんの住んでいるアパートの中を、ユロ伯父さんがトコトコと上って自分の部屋に入っていく様子を横から見せてくれる場面はとても楽しく、フンデルト・ワッサーが自然との共存を考えて作った中世の城のような?ではないけど、自然の家みたいな集合住宅で、私も住みたくなってしまいました。 
カクテルパーティで伯父さんが無意識にしたことで巻き起こってしまった騒動や、プラスティック工場でやり方が分からないで変なパイプを大量に作ってしまったりなどとっても愉快です。 
もちろんアルベル家の洒落たつくりの家も外観もなかなか素敵。 楳図かずおさんの家もあんな感じかな~なんて。
観ていて心癒され、しあわせな気分にさせられる作品でした。
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<ぼくの伯父さんの休暇>
<ぼくの伯父さんの授業>

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この記事へのコメント

タラララ
2008年03月31日 17:22
ジャック・タチ、最高ですよね (^^)
テレビの「ミスター・ビーン」を初めて見た時、思わずこのシリーズを思い出しました。
どちらもノリは、サイレント時代のスラップスティック・コメディですね。
“ユロ氏シリーズ”の第1作「ぼくの伯父さんの休暇」も、是非ご覧になって下さい。
みのり
2008年04月01日 10:37
ジャック・タチの作品をきちんと観たのは初めてかもしれません。 「ミスター・ビーン」ってそういえばこの系統かもしれないですね。 第一作の「ぼくの伯父さんの休暇」は見逃してしまったので(惜しいことをしました)、是非観たいと思っています。 

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