<華麗なる恋の舞台で> 

2004年 カナダ・アメリカ・ハンガリー・イギリス 105分
原題 Being Julia
監督 イシュトヴァン・サボー
原作 サマセット・モーム「劇場」
脚本 ロナルド・ハーウッド
撮影 ラホス・コルタイ
音楽 マイケル・ダナ
出演 アネット・ベニング  ジェレミー・アイアンズ  マイケル・ガンボン
   ブルース・グリーンウッド  ショーン・エヴァンス  ルーシー・パンチ

倦怠気味の大女優が若き恋人と付き合い、恋をしたり嫉妬する中で再び活力を取り戻すというコメディです。
1938年のロンドン。 舞台女優のジュリア・ランバート(アネット・ベニング)は、押しも押されもしない大女優で、興行主で舞台監督でもある夫マイケル・ゴセリン(ジェレミー・アイアンズ)との生活も満ち足りていましたが、年齢的なことで女優としての転機に差し掛かっていたのです。 そんなジュリアの元に、彼女の大ファンだというアメリカ人青年トム・フェネル(ショーン・エヴァンス)が現れ、ジュリアは息子ほど年の離れたトムと恋に落ち、彼との逢瀬を楽しむのでした。 しかしトムは、したたかで上昇志向の強い若手女優エイヴィス・クライトン(ルーシー・パンチ)に心を動かし、ジュリアに新作の舞台でエイヴィスを使って欲しいと頼むのでした。

息子と同世代の青年に夢中になり、はしゃぎまくった末裏切られ、その仕返しを舞台でして喝采を浴びるのですから痛快です。 大女優の貫禄十分で、新境地まで開いてしまうのですから見事としか言いようがありませんでした。 これも今までの実力があってこそ…。 始めはどうでもいいやと思いながら見ていたのですが、とても楽しかったです。
ジュリアの亡くなった恩師ジミー・ラングトン(マイケル・ガンボン)が時折登場し、ジュリアに演技指導するのも楽しかったですが、あれってあくまでジュリアが感覚として捕らえている師匠で、ジュリア自身なのかな~と思ってみていました。 
実生活をすべて芸の肥やしにしてしまうジュリアの女優魂の凄みを演じたアネット・ベニングの演技力が、この作品を高めていると感じました。
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この記事へのコメント

miyu
2008年03月14日 23:07
そうですね。
ラストは痛快。
でも、おっしゃるようにアネット・ベニングの
演技によるところも大きい映画でしたね。
みのり
2008年03月20日 16:05
ジュリアはmiyuさんのおっしゃるように、とてもパワフルな女性ですね。
こんな風に生きられたらステキだな~って思いました。

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