<やさしくキスをして> 

2004年 イギリス・ベルギー・ドイツ・イタリア・スペイン 105分
原題 Ae Fond Kiss...
監督 ケン・ローチ
製作 レベッカ・オブライエン
脚本 ポール・ラヴァティ
撮影 バリー・エイクロイド
音楽 ジョージ・フェントン
出演 アッタ・ヤクブ  エヴァ・バーシッスル  アーマッド・リアス
   シャムシャド・アクタール  シャバナ・バクーシ  ギザラ・エイヴァン

スコットランドのグラスゴーにあるカトリックの高校で音楽の教師をしているロシーン(エヴァ・バーシッスル)は、教え子のタハラ(シャバナ・バクーシ)の兄でイスラム系移民2世のカシム・カーン(アッタ・ヤクブ)と知り合います。 カシムはロシーンに一目惚れ、ロシーンは若いときに結婚したのですが今は別居中でこれからの生き方を模索中だったのですが、クラブでDJをしながら将来自分もクラブを持つことを夢見ているカシムに次第に惹かれていくのでした。 互いに愛し合うようになる二人でしたが、カシムの家は厳格なイスラム教徒の家庭であったため父母は異教徒との結婚を許さず、カシムは両親に顔を見たことも無い母方の従妹のジャスミンとの結婚を決められてしまうのでした。 そのことをなかなか言い出せないカシムはロシーンとスペインに旅行に行った時やっと打ち明けることができたのですが…。 

アイルランド人の女性とイスラム系移民2世の男性が出会い、各々の文化や宗教の問題を乗り越えて愛を育んでいこうとする様子を綴ったラブストーリーです。 異教徒との結婚が家の名誉に泥を塗ったことになるとは、日本に住んで自由に暮らしている私たちにとってはなかなか理解するのが難しいように思いますが、イスラムコミュニティーについて少しは知ることができたような気がして楽しかったです。 でもこの“やさしく~”という邦題はちょっと軽すぎて相応しくないようにも思います。 <ぼくの国、パパの国>ではイスラム文化がコミカルに描かれていたのを思い出しました。   
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この記事へのコメント

kimion20002000
2007年12月07日 23:02
TBありがとう。
どの国でもそうですが、ことに宗教的差異が顕著な移民社会というのは、融合には、何世代も必要になるんでしょうね。
みのり
2007年12月08日 17:08
日本人は比較的どんな宗教にも寛容になっているように思いますが、これしかないと頑なに思い、他を認めたくないということもあるのだと勉強になりました。

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