<仮面の真実> 

2003年 イギリス・スペイン 111分
原題 The Reckoning
監督 ポール・マクギガン
脚本 マーク・ミルズ
撮影 ピーター・ソーヴァ
音楽 エイドリアン・リー  マーク・マンシーナ
出演 ポール・ベタニー  ウィレム・デフォー  ヴァンサン・カッセル
   サイモン・マクバーニー  トム・ハーディ  ブライアン・コックス
   トレヴァー・スティードマン

1380年イングランド。 人妻と不倫をして夫を殺して逃亡しているニコラス・ドゥ・バランス神父(ポール・ベタニー)は、逃亡する途中、マーティン(ウィレム・デフォー)の率いる旅の一座に加わります。
訪れた村で出した演目がパッとしないので、村の人たちの関心を惹く内容の出し物をと、その地で起きた聾唖の女性が少年を殺し、首吊りの刑を申し渡されたという事件を題材にしようと、取材を始めるのでした。

少年の死体の第一発見者は、少年が殺されて2日目だというのに死後硬直していたと言うのです。
牢に繋がれた女性に面会すると、彼女は必死になって、身振り手振りで自分は無罪と訴えてきます。
驚いた二人ですが、どうすることも出来ず、真相が分からないまま演劇を始めるのですが、劇を見た観客は、次々に事件の日のことを語り始めるのでした。 それは犯人だとされている女性が無実ではないかというものでした。

ニコラスは死の真相が知りたくて少年の墓を掘り起こすと、少年の死因はペストでした。 
この時近くにいた国王の密偵は、墓荒しは死罪だから直ぐにこの村を出て行くように命じますが、ニコラスは無実の女性が死刑になることをほっておけず、神父のデミアンに事件の真相を書けと詰め寄るのでした。
このことでニコラスは命を狙われますが、マーティンが危ないところを助けるのでした。
しかしこの直後、デミアン神父が殺されます。

国王の密偵が、ギース公爵(ヴァンサン・カッセル)が氾濫を企てていること、少年を好んでいることをニコラスに話し、少年の死を利用してギースを捕まえようとしていて、少年を斡旋していた神父が唯一の手掛かりだったのに殺されたので、どうすることの出来なくなったと言うのでした。

ニコラスは、マーティンたちと民衆の前で事件の再現ドラマを演じるのでした。
少年は聾唖の女性と別れて直ぐ神父に会い、神父を慕っていた少年は神父に付いて行きます。
神父はギース公爵に少年を引き渡し,少年はギースに暴行を受け捨てられたのです。 少年はギースの暴行によってペストの進行が早まったのです。 神父は聾唖の女性の家に行き少年から盗んだ財布を女性の家に隠したのでした。 神父を殺したのもギースでした。 領主のギースはニコラスを殺しますが、それを観ていた民衆によって処刑されるのでした。

ミステリアスでスリリングなドラマ。 中世の重厚な雰囲気がステキでした。
土地のものなら正義を行うとどうなるか知っていると言った聾唖の女性の父が印象的でしたが、真実が暴かれてホッとしました。
主演のポール・ベタニーもよかったですが、ウィレム・デフォーをはじめとする旅芸人たち、ヴァンサン・カッセルの悪役ぶりもステキでした。  
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