<盗られてたまるか> 

2002年 韓国 96分
原題 Steal It If You Can
監督 イム・ギョンス
脚本 イム・ギョンス  ユン・ジェギュン  キム・ジン
   ジョン・ヒョンス
撮影 キム・ウンテク
音楽 パク・ヨン
出演 ソ・ジソプ  パク・サンミョン  ソン・ソンミ
   キム・インムン  チェ・スルギ  キム・ソク

斉藤ひろしの小説「SF サムライ・フィクション」を基にしたドラマ。 日本でも1994年、武田鉄矢と明石家さんま主演で<とられてたまるか!?>として映画化されているようです。
  
コンピューター・ゲーム・プログラマーのチェ・ガンジョ(ソ・ジソプ)は、数々のヒット作を作り出した凄腕プログラマーなのですが、刺激を求めて泥棒を趣味にしています。
ある夜ガンジョは、寂れた所に一軒だけ建っている豪邸に興味を持ち忍び込みます。
家の中は、大きな液晶テレビがあり、冷蔵庫には豚の頭を丸ごと入っていて、美しいお料理が飾られているのでした。
その豪華なお料理を食べると、今までに味わったことのないような刺激的な味。 初めは吐きそうになったものの、つい釣られてもう一口味わってみるのでした。 その日は料理を味わい、豚の頭の向きを変え、テレビのリモコンと家計簿に挟んであった3万ウォンを盗んで退散します。 その後刺激的な料理が忘れられず、自分でも作ってみますがどうしてもその味が作れず、その後度重ねて侵入してしまうのでした。

さてこのドラマの真の主役は、この豪邸に住む区役所勤めのコ・サンテ(パク・サンミョン)。
サンテは、美しい妻(ソン・ソンミ)と二人の子供と暮らしていますが、この豪邸はひとえに妻の実家が資産家であるためでした。 そして、素晴らしい生活をしているというのにサンテには人に言えない悩みがあったのです。 
それはサンテの妻が並外れた非凡な味覚障害であること。 しかも妻は酸味と辛味の区別ができないにもかかわらず、料理が趣味だったのです。 発明家の父を持つ彼女は、本に書かれている通りに作るのは創作的ではないと、自分の気分の赴くままに料理を作り、サンテを悩ませていました。 子供たち二人(チェ・スルギ、キム・ソク)も妻の遺伝で味覚障害のため、彼が黙って料理を食べれば事なきを得る状態でした。
サンテは最近妻に冷たくされ、娘や息子にも軽くあしらわれています。 そして二度目に泥棒に入られた時、家族の前で気絶をしてしまってからは、さらに家族に相手にしてもらえなくなるのでした。

創造力で勝負しているガンジョが考えられない程のオリジナリティーのある味の料理に惹かれて何度も忍び込んでしまう面白さと、サンテが泥棒から家族を守るために犬を飼ったり、武術を習ったり、家に仕掛けを作ったりして対応する懸命な姿が楽しいコメディです。 最後に泥棒をやっつけたのにはサンテの知らない秘密があったというのも楽しいですし…。
この凄腕プログラマーは、頭が良くてハンサムで非の打ちどころがない男性の設定なのに、少々間抜けでトロそうなのも良かったと思います。 “頑張れお父さん!”的なドラマでした。
武道の師範(キム・インムン)は、いつものようにどこか変で韓国映画には欠かせない俳優さん、いつ見ても楽しいです。
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