<バリー・リンドン> 

1975年 イギリス 186分
原題 Barry Lyndon
監督 スタンリー・キューブリック
原作 ウィリアム・メークピース・サッカレー
脚本 スタンリー・キューブリック
撮影 ジョン・オルコット
音楽(編曲)レナード・ローゼンマン
美術 ケン・アダム  ロイ・ウォーカー
衣装デザイン ウルラ・ブリット・ショダールンド  ミレナ・カノネロ
出演 ライアン・オニール  マリサ・ベレンソン  パトリック・マギー
   ハーディ・クルーガー  スティーヴン・バーコフ  ゲイ・ハミルトン
   マーレイ・メルヴィン  レオン・ヴィタリ

18世紀後半のヨーロッパを舞台に、野望に燃える青年の波瀾に満ちた人生を描いたドラマで、二部構成で描かれています。

第1部は、“レイモンド・バリーが如何様にしてバリー・リンドンの暮しと称号をわがものとするに至ったか”
バリー(ライアン・オニール)の父は、バリーが幼い頃決闘で亡くなり、母は女で一つでバリーを育てていました。 
青年になったバリーは、親戚ブラディ家の娘で従姉のノラ(ガイ・ハミルトン)に恋しますが、当主は家を訪ねてきた英国軍の大尉ジョン・クイン(レナード・ロシター)が身分が高くお金持ちなので、ノラを大尉のもとに嫁がせたいと考えていたのです。 バリーは、ノラが大尉に惹かれていくように感じ、大尉と決闘をし倒してしまいます。
バリーは友人のグローガン(ゴッドフリー・クイグレー)の勧めでしばらく故郷を離れようと旅立ちますが、旅の途中で有り金全部盗まれてしまい、英国軍に入ることにするのでした。 そこでグローガンに再会、しかしグローガンは戦死してしまいます。 友人が死ぬのを見て、バリーは軍を脱走をします。
脱走の途中、友軍であるプロシア軍のポツドルフ大尉(ハーディー・クリューガー)と出会いますが、身分がバレてしまいプロシア軍の兵士にさせられてしまうのでした。
そして戦争が終わると、警察に協力しオーストリア皇帝とも親しいシュバリエ(パトリック・マギー)のところで働きその動きを探るように、ポツドルフに命じられるのでした。 
シュバリエを観察するに付け、自分を偽ることが出来なくなり、シュバリエに自分の立場を打ち明けます。 
意気投合した二人はギャンブラーとして組み、各地をまわりますが、旅の途中でレディ・リンドン(マリサ・ベレンソン)という貴婦人と巡り会い、恋に落ちるのでした。

第2部、“バリー・リンドンの身にふりかかりし不幸と災難の数々”
レディ・リンドンと結ばれたバリーは、彼女との間に息子ブライアンが出来、バリーの母を呼び寄せて一緒に暮らすようになりましたが、レディの前夫の息子であるブリンドン卿(レオン・ヴィタリ)は、バリーに強い憎しみを持っていました。
バリーは将来を考え、貴族の称号を得ようと貴族たちに付け届けをし、パーティーを催しと、お金をばら撒いていました。
しかし結局貴族にはなれず、息子ブライアンは落馬事故で亡くなり、レディ・リンドンは自殺を図ります。
命に別状なかったものの、このことを知ったブリンドン卿は、バリーに決闘を申し込みます。
バリーは決闘で足に銃弾が当たり切断。 年に400ギニーの終身年金を貰うことにし、レディと別れ、母と一緒にアイルランドに帰されるのでした。

数奇な人生ですが、全て自分のしたこと。 バリーは面白い経験をできたものと感じました。
屋外での撮影は自然光を、室内での撮影はロウソクの光を使うという方法で映像美を追求した作品といわれています。
物語の内容は興味を持てませんでしたが、映像ばかりでなく、美術も衣装も素晴らしかったです。 
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