<夜よ、こんにちは> 

2003年 イタリア 108分
原題 Buongiorno, Notte
監督 マルコ・ベロッキオ
脚本 マルコ・ベロッキオ
撮影 パスクァーレ・マリ
音楽 リカルド・ジャーニ
出演 キアラ:マヤ・サンサ
   マリアーノ:ルイジ・ロ・カーショ
   アルド・モロ:ロベルト・ヘルリッカ
   エルネスト:ピエール・ジョルジョ・ベロッキオ
   プリモ:ジョヴァンニ・カルカーニョ

1978年極左テロ集団“赤い旅団”によって起きた、モロ元首相誘拐暗殺事件を基に、理想の社会を夢見る主人公の女性の女性キアラの目を通して描いた作品。

テロ集団赤い旅団の使い走りキアラは、男性メンバーの一人と、結婚したばかりのカップルをよそおって、ローマのアパートに部屋を借り、他のメンバー二人と共にアジトとして生活を始めます。 そのアパートの一室に密室の小部屋を作り、そこに大物政治家イタリアの元首相で、キリスト教民主党のモロ党首を拉致監禁し、政府に要求を突きつけますが、交渉は思った方向に進まず、とうとうモロ氏を死刑にすることになるのでした。

より良い社会を実現させたいと理想を持って行動しているかに見える4人の若者ですが、誘拐時にモロ党首の護衛に当たってた人5人を死亡させているのですから、この時点でいくら御託を並べた所で犯罪には違いはないのですが、密室でのモロ氏と血気に逸る若者たちの緊迫した会話は見ごたえがあります。
音楽は軽快で明るいし、内容も単に悲惨な出来事を描くのではなく、もしこうであればのような部分を織り込み、この事件の中に希望の光のような可能性を幻想的に描き出そうとしていました。 

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    Excerpt: ☆☆☆(6点/10点満点中) 2003年イタリア映画 監督マルコ・ベロッキオ ネタバレあり Weblog: プロフェッサー・オカピーの部屋[別館] racked: 2007-06-09 14:40