<イゴールの約束> 

1996年 ベルギー・フランス・ルクセンブルク・チュニジア 95分 
原題 La Promesse
監督 ジャン=ピエール・ダルデンヌ  リュック・ダルデンヌ
脚本 ジャン=ピエール・ダルデンヌ  リュック・ダルデンヌ
   レオン・ミショーほか
撮影 アラン・マルクーン
音楽 ジャン=マリー・ビリー  デニ・M・プンガ
出演 イゴール:ジェレミー・レニエ
   ロジェ:オリヴィエ・グルメ
   アシタ:アシタ・ウエドラオゴ
   修理工場のオーナー:フレデリック・ボドソン
   アミドゥ:ラスマネ・ウエドラオゴ
   マリア:ソフィア・ラブット

15歳のイゴールは自動車の修理の見習いをしながら、父ロジェの仕事を手伝っています。
父のロジェは外国人の違法就労者に仕事を斡旋するといって彼らを売買しています。
ある日不法労働者を調べるため監察官の査察があった時、逃げる途中でアミドゥが足場から落ちて死亡し、死ぬ直前にイゴールに妻アシタと生まれたばかりの息子のことを頼むと言い残します。
不法労働者に宿泊施設を提供しているロジェは移民局や警察が怖くて医者に見せることを躊躇っているうちに亡くなってしまったので、イゴールに手伝わせて、砂で血を消し、箱に入れコンクリート詰めにして小屋の裏に埋めてしまったのです。
イゴールは約束通りアシタと赤ちゃんのために、何かと役に立とうと行動はするのですが、アミドゥの事故死のことは言い出せません。

アミドゥは亡くなる前に賭け事をして借金を作っていたことから、借金を返せないからどこかに逃げているのだと思って帰りを待っているアシタに、ロジェはいろいろな手を使って追い出しにかかります。
アミドゥからの偽の電報をアシタに送ってアシタを待ち合わせ場所に送ると騙し、娼婦に売ろうとしているロジェの企みを知ったイゴールは、ロジェのいなくなった隙にアシタを連れ出し、しばらくの間誰もいないイゴールが勤めていた修理工場に連れて行くのでした。
その夜、赤ちゃんが熱を出し病院に連れて行き治療をしてもらいます。 保険に入ってないからと多額の請求をされお金の持ち合わせが無くて困っていると、親切なアフリカ系の女性ロザリーが不足分を支払ってくれ、自分の家に連れて行ってくれます。 はじめて父の言いつけに背いて、アシタに叔父さんの住むイタリアに行くことを勧め、イゴールは父が買ってくれた大切な指輪を売ってアシタの旅費をつくるのでした。 駅に行く途中でイゴールはアシタに真実を明かすと、アシタは長い沈黙の後、歩き出すのでした。

一つの事件を通して、イゴールが自分の考えを持ち、成長していく様子や必死さが伝わってきて、緊張感のあるドラマだと思いました。 オリヴィエ・グルメの存在感によって、ジェレミー・レニエの存在も高められているように感じました。
この映画によって、知らない世界に連れて行ってもらえたました。
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