<失われた龍の系譜 トレース・オブ・ア・ドラゴン> 

2003年 香港 95分
原題 Traces of a Dragon: Jackie Chan & His Lost Family
監督 メイベル・チャン
撮影 アーサー・ウォン
音楽 ヘンリー・ライ
出演 ジャッキー・チェン  チェン・ジーピン(ファン・ダオロン)  チェン・ユエロン

ジャッキー・チェンの父親チェン・ジーピンは、妻のチェン・ユエロンの病気のこと、自分の年齢のことを考え、息子のジャッキーに今まで隠していた過去を話す決意をし、ジャッキーと共にカメラの前で家族のことについて語る実話で、ジャッキーのことと言うよりジャッキーの父の波乱の人生を語ったものです。

父チェン・ジーピンは本名ファン・ダオロン。 1915年中国安徽省生まれ。
ジャッキーの両親は再婚同士でジャッキーの父は最初の結婚相手との間に2人の男の子がいて、母もまた始めの結婚相手との間に2人の女の子がいます。 
国民党と共産党の内戦時代、父は国民党の顧将軍のもとで極秘工作員をしていたため、息子二人を置いたまま身を隠し、1985年になるまで互いの消息は知りませんでした。
その後二人目の妻チェン・ユエロン(ジャッキーの母)と結婚しますが、1949年蒋介石が台湾に渡った時、父は名前をチェン・ジーピンに変え台湾に渡ります。 その後ジャッキーの母も台湾に渡りますが娘2人は大陸に残したままでした。
父はアメリカ領事館で雑用係をし、その後料理人になりました。
ジャッキーが生まれジャッキーが中国戯劇学院10年コースへ入学した頃、両親は雇い主のオーストラリア人に付いてオーストラリアへ。

話を聴いているだけで激動の時代を懸命に生きていたという感覚が伝わってきます。
話の途中で挿入されているフィルムを見るとより時代の様子が実感出来ますが、複雑な気持ちにもさせられます。
先妻との間の息子達に到っては大変な苦労をしたようで、でも親を反面教師として?立派に生活しているのには感心しました。
しかし長男が7~8歳というのに、自分の子を残して姿を晦ますなんてちょっと判りにくいような気もしますし、ジャッキーと先妻の息子たちは会う必要ないと言う父親や、血の繋がりよりも普段周りにいる人の方が大切というのは理解できますが、特に大陸に居る兄達に会いたいとは思わないと言うジャッキーにも首をひねってしまいます。

でもジャッキーの明るさは、お父さん似かな?と思いました。
人間の生命力の強さを感じ、“しっかり生きなければ”とか“頑張らなくちゃ”と思えればいいな~という映画でした。
C C

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