<五線譜のラブレター DE-LOVELY> 

2004年 アメリカ 126分
原題 De-Lovely
監督 アーウィン・ウィンクラー
脚本 ジェイ・コックス
撮影 トニー・ピアース=ロバーツ
音楽 コール・ポーター
出演 コール・ポーター:ケヴィン・クライン
   リンダ・ポーター:アシュレー・ジャッド
   ゲイブ:ジョナサン・プライス
   ジェラルド・マーフィー:ケヴィン・マクナリー
   サラ・マーフィー:サンドラ・ネルソン
   :エルヴィス・コステロ  アラニス・モリセット
    シェリル・クロウ  ダイアナ・クラール
    ナタリー・コール

「夜も昼も」「ビギン・ザ・ビギン」など、生涯に約870の曲を作詞作曲したコール・ポーターの生涯を、彼の不朽の名作に載せて綴るラブストーリー。
1964年妻を亡くし孤独に生活しているポーターのところにゲイブという演出家が現れ、ポーターの人生を振り返ったミュージカルを演出していくという形で進行していきます。

1920代にパリに留学していたポーターは、パーティーでリンダと出会い、たちまち意気投合、やがて自分が同性愛の趣向があることをリンダに打ち明け、結婚することになります。
ヴェネチアで新婚生活を送る二人、リンダは彼の作曲家としての才能に惹かれ、様々な友人を呼び寄せ、彼の才能を引き出しポーターは人気作曲家となっていきます。

コール・ポーターの作品は彼のものと知らないで演奏したり、口ずさんでいるものが多かったのに驚きました。
ジャズのスタンダードとして、様々なミュージシャンが演奏し、数々の名演も残っていますし…。
この作品はポーターとリンダの愛の形を軸に描かれ、不滅の名曲が全編に散りばめられていて、しかも有名ミュージシャン達が歌ってしまうので、すごく得した気分になります。
波乱に満ちた人生で、大変な面も感じましたが、こういう愛の形もあるのかと思いました。

乗馬で脚を骨折し医師に切断しなければならないといわれたのを、リンダが反対し、切断せず何回も手術を繰り返しという日々。 リンダは肺を患い他界しますが、このポーターの骨折からリンダの死までの二人の関係がとても感動的で心を打たれたし、人間として相手を尊敬しているという夫婦のあり方についても改めて素敵だと思いました。
コール・ポーターの記録映像も流れ、第一線で活躍するミュージシャンの出演など、最後までとても楽しい映画でした。
ケヴィン・クラインの熱演振りも素晴らしかったです。
そしてジョルジオ・アルマーニのデザインしたポーター夫妻(当時社交界のファッションリーダーだったという)の衣裳、とても華やかで素敵でした。
B A


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この記事へのコメント

2006年06月08日 00:36
TB致しました。
コール・ポーターの曲はかなり知っていますし、個人的には決してつまらない作品ではなかったのですが、客観的に判断してまあまあの6点と致しました。
その理由は時代色が上手く織り込めていない印象があったので。彼がバーリンと出会う前後のジャズ・エイジの描写はなかなか良かっただけに、その後の30年代、40年代、50年代の特色をもう少し感じたかったですね。
2006年06月08日 17:42
こんにちは♪
ケヴィン・クラインは安心して
楽しますね♪
私も彼らの夫婦の形に胸がが熱くなりました。
真似は出来そうもないけど・・・
気持ちだけでも、そうありたい(笑)
みのり
2006年06月08日 20:30
オカピーさん、わたしはコール・ポーターの曲とは知らずに、随分色々な曲を楽しんでいたことに気付いて驚きました。
<夜も昼も>のコール・ポーター役、ケーリー・グラントも素敵だけど、こちらのケヴィン・クラインも素敵だと思いました。
でもどちらの映画が真実に近いのでしょうか?
そういえば、<夜も昼も>の方は、コール・ポーターが活躍している頃の作品ですよね。
みのり
2006年06月08日 22:28
ひらで~さん、わたしもケヴィン・クラインが出ているだけで、作品の格調が高くなるような気がします。 良い役者さんですね。
お互いを尊敬しあうことが出来るご夫婦ってステキだと思いました。

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