<コンスタンティン>
2005年 アメリカ 122分
原題 Constantine
監督 フランシス・ローレンス
脚本 ケヴィン・ブロドビン フランク・カペロ
撮影 フィリップ・ルースロ
音楽 ブライアン・タイラー クラウス・バデルト
出演 ジョン・コンスタンティン:キアヌ・リーヴス
アンジェラ・ドッドソン/イザベル・ドッドソン:レイチェル・ワイズ
チャズ:シア・ラブーフ
パパ・ミッドナイト:ジャイモン・ハンスウ
ビーマン:マックス・ベイカー
ヘネシー神父:プルーイット・テイラー・ヴィンス
天使ガブリエル(ハーフ・ブリード):ティルダ・スウィントン
バルサザール(ハーフ・ブリード):ギャヴィン・ロズデイル
サタン(ルシファー):ピーター・ストーメア
アメリカン・コミック「ヘルブレイザー」の映画化。
天国と地獄が現実世界と平衡を保ちながら存在しているという世界観のもとに繰り広げられるオカルト・ファンタジー。
境界を越えてやって来る者(天使や悪魔)を見分ける特殊な能力を持つコンスタンティンは、この微妙なバランスを保とうと、人間界に侵食してくる悪魔を撃退する超常現象を扱うオカルト探偵をしています。
そしてロサンジェルス市警の刑事アンジェラは、双子の妹イザベルの死を不審に思い、真相を突き止めたいと調査をしていて、妹が悪魔に洗脳されていたのではとコンスタンティンに相談に行きます。
悪魔に執り憑かれた少女の悪魔祓いの時、悪魔の力が強まっていて人間界に入り込もうとしていること、神とサタンが人間の魂を奪い合って賭けをしているのではと感じたコンスタンティンは、アンジェラの話を聞いて、その関連性に気付き、イザベルの自殺の謎を解くことに協力するのでした。
VFXを駆使して、オカルトでありながらファンタジックでムードある世界と華麗なアクションを融合させて、娯楽色豊かに描かれています。
ハーフ・ブリードの存在や聖書に詳しいビーマン、ヘネシー神父、実業家や探偵助手のチャズ、15歳から一日30本も煙草を吸い続けたため、肺ガンで余命1年と診断されたコンスタンティンの設定など、面白いと思いました。
そしてサタンの息子マモンの、世界の均衡を破ろうとした理由が、父サタンの支配から解放されるために自分の王国を築こうとしていたというのは、悪魔にも父子の葛藤があるのかと思いましたが、大天使ガブリエルの描かれ方については、宗教的に問題はないのかと心配になります。
コンスタンティンが自己犠牲のよって天国に召されそうになると、サタンはコンスタンティンの体から肺ガンの病巣を取り除いてコンスタンティンは健康になれましたが、これを見ていると、サタンの力が最も大きくて総てはサタン次第みたいにも感じてしまいます。
マックス・ベイカーやプルーイット・テイラー・ヴィンス、そしてピーター・ストーメアの怪演振りは魅力的でした。
C C
原題 Constantine
監督 フランシス・ローレンス
脚本 ケヴィン・ブロドビン フランク・カペロ
撮影 フィリップ・ルースロ
音楽 ブライアン・タイラー クラウス・バデルト
出演 ジョン・コンスタンティン:キアヌ・リーヴス
アンジェラ・ドッドソン/イザベル・ドッドソン:レイチェル・ワイズ
チャズ:シア・ラブーフ
パパ・ミッドナイト:ジャイモン・ハンスウ
ビーマン:マックス・ベイカー
ヘネシー神父:プルーイット・テイラー・ヴィンス
天使ガブリエル(ハーフ・ブリード):ティルダ・スウィントン
バルサザール(ハーフ・ブリード):ギャヴィン・ロズデイル
サタン(ルシファー):ピーター・ストーメア
アメリカン・コミック「ヘルブレイザー」の映画化。
天国と地獄が現実世界と平衡を保ちながら存在しているという世界観のもとに繰り広げられるオカルト・ファンタジー。
境界を越えてやって来る者(天使や悪魔)を見分ける特殊な能力を持つコンスタンティンは、この微妙なバランスを保とうと、人間界に侵食してくる悪魔を撃退する超常現象を扱うオカルト探偵をしています。
そしてロサンジェルス市警の刑事アンジェラは、双子の妹イザベルの死を不審に思い、真相を突き止めたいと調査をしていて、妹が悪魔に洗脳されていたのではとコンスタンティンに相談に行きます。
悪魔に執り憑かれた少女の悪魔祓いの時、悪魔の力が強まっていて人間界に入り込もうとしていること、神とサタンが人間の魂を奪い合って賭けをしているのではと感じたコンスタンティンは、アンジェラの話を聞いて、その関連性に気付き、イザベルの自殺の謎を解くことに協力するのでした。
VFXを駆使して、オカルトでありながらファンタジックでムードある世界と華麗なアクションを融合させて、娯楽色豊かに描かれています。
ハーフ・ブリードの存在や聖書に詳しいビーマン、ヘネシー神父、実業家や探偵助手のチャズ、15歳から一日30本も煙草を吸い続けたため、肺ガンで余命1年と診断されたコンスタンティンの設定など、面白いと思いました。
そしてサタンの息子マモンの、世界の均衡を破ろうとした理由が、父サタンの支配から解放されるために自分の王国を築こうとしていたというのは、悪魔にも父子の葛藤があるのかと思いましたが、大天使ガブリエルの描かれ方については、宗教的に問題はないのかと心配になります。
コンスタンティンが自己犠牲のよって天国に召されそうになると、サタンはコンスタンティンの体から肺ガンの病巣を取り除いてコンスタンティンは健康になれましたが、これを見ていると、サタンの力が最も大きくて総てはサタン次第みたいにも感じてしまいます。
マックス・ベイカーやプルーイット・テイラー・ヴィンス、そしてピーター・ストーメアの怪演振りは魅力的でした。
C C
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