<ホワイト・ライズ> 

2004年 アメリカ 116分 
監督 ポール・マクギガン
脚本 ブランドン・ボイス
撮影 ピーター・ソーヴァ
音楽 クリフ・マルティネス
出演 マシュー:ジョシュ・ハートネット
   アレックス:ローズ・バーン
   リサ:ダイアン・クルーガー
   ルーク:マシュー・リラード
   ダニエル:クリストファー・カズンズ
   レベッカ:ジェシカ・パレ
   宝石商:ヴラスタ・ヴラナ

ヨーロッパ映画<アパートメント>のリメイク。 
すれ違いばかりでなかなか再会できない男女の愛を、過去と現在を交錯させながらミステリアスに描くラブ・サスペンス。

ニューヨークの広告代理店で働くマシューは、婚約者のレベッカと食事をしているレストランで、2年前に突然行方が分からなくなったかつての恋人リサの姿を見かける。
リサとの別れからなかなか立ち直れなかったマシューは、リサに居なくなった理由を確かめたいと、僅かな手がかりからリサを探し、アパートに辿り着くと、そこにはリサと名乗る別の女性が居た。
その女性は、同じ名前というだけでなく同じ香水をつけ、部屋にはリサのと同じ靴があった。
この女性の正体はアレックス。 
アレックスはリサとふとしたことで知り合い仲良しになり、マシューへの手紙を託されていたのだが、アレックスはマシューに一目惚れしていたため、この手紙を隠し持っていた。

わたしはオリジナル版を見ているので、この映画の結末のハッピーエンドに嬉しいような、そうともいえないような、複雑な気持ちになりました。
この題名ですが、内容からすると“ホワイト・ライズ”ではないような…。
アレックスのしたことは、“ホワイト・ライズ”と言って済まされるようなことではありません。
アレックスは周囲の人を混乱に陥れて…、でも彼女自身も傷ついてしまい…、そう思うと可哀相ではあるのですが。
何といっても一番気の毒なのは、レベッカ。
なかなか面白く描いているとは思いますが、オリジナルの何ともいえない緊迫感、切なさとは大違いの幕切れでした。
<アパートメント>を見た人にはこのエンディングはガッカリなのか、新鮮なのか。
こちらの方がフォーカスが掛かっているようでロマンティックな仕上がりなのかもしれません。
C C

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2006年01月13日 14:45
TB致しました。
時間軸をいじるだけで世間は簡単に喜ぶ。そんな風潮がありますから、正攻法で作る映画が減少しています。憂うべき哉! 正攻法で作れない作家ばかりになった裏返しでもあります。
オリジナルについては未見なので解りませんが、この作品は時間軸の分解だけに頼っただけの印象があり、世間に警鐘を鳴らす意味でも、5点(水準=凡作)とさせて戴きます。
みのり
2006年01月13日 17:44
最近流行の作り方ですね。
オリジナルの方は、ラストが全然異なるのと、映像の美しさに惹かれます。
ヨーロッパ版は、ヒッチコックにオマージュを贈っている感じの作品とも思ったのですが…。
とらねこ
2007年07月03日 23:38
みのりさん、お久しぶりです。
オリジナルを見ていないのですが、みのりさんの一言を見て、見たくなりました!
オリジナルを見た人にとって、ガッカリなのか、嬉しいのか分からない、というのは、興味深いコメントですね^^
みのり
2007年07月06日 13:12
とらねこさんの記事を読ませていただいて、いろいろ思い出してきました。 備忘のために書いているのですが、自分の書いたものを読むよりほかの方の記事を読み返すほうがいろいろ思い出すというのも変なものですね。

この記事へのトラックバック

  • 映画『ホワイト・ライズ』

    Excerpt: 原題:Wicker Park 邦題になっている"White lies"・・真っ赤な嘘ではなくて、真っ白な嘘、優しい嘘、アレックスはマシューに一目惚れ、好きでたまらない・・・だから.. Weblog: 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ racked: 2006-01-13 13:08
  • 映画評「ホワイト・ライズ」

    Excerpt: ☆☆★(5点/10点満点中) 2004年アメリカ映画 監督ポール・マクギガン ネタバレあり Weblog: プロフェッサー・オカピーの部屋[別館] racked: 2006-01-13 14:25
  • 【ホワイト・ライズ】

    Excerpt: ジョシュ・ハートネット、ダイアン・クルーガー ローズ・バーン、マシュー・リラード 出演のラブストーリー。 公開日:12月11日 ☆ストーリー☆ 広告業界で成功を収めた若きエリートビジネス.. Weblog: ココアのお部屋 racked: 2006-01-13 23:12
  • ホワイト・ライズ

    Excerpt: 「ホワイト・ライズ」★★★★★(盛岡フォーラム3) 2004 Weblog: いつか深夜特急に乗って racked: 2006-01-15 19:09
  • #95.ホワイト・ライズ

    Excerpt: 切ない恋愛物語でありながら、非常によく出来た、サスペンスタッチの脚本が素晴らしく好み。正直言って、全く期待してなかったので、見て良かった!と思った。日本では'05年に公開の、ポール・マクギガン監督作品.. Weblog: レザボアCATs racked: 2007-07-03 23:39