<2046> 

2004年 香港 129分
監督 ウォン・カーウァイ
脚本 ウォン・カーウァイ
撮影 クリストファー・ドイル  クワン・プンリョン
   ライ・イウファイ
音楽 ペール・ラーベン  梅林茂
出演 チャウ・モウワン:トニー・レオン
   タク:木村拓哉
   スー・リーチェン(賭博師):コン・リー
   ジンウェン(ホテル支配人ワンの長女):フェイ・ウォン
   バイ・リン(水商売の女性):チャン・ツィイー
   ルル、ミミ:カリーナ・ラウ
   1966年:チャン・チェン
   ジェウェン(ワンの次女):ドン・ジエ
   チャン:マギー・チャン

ウォン・カーウァイ監督が五年の月日を要しての作品だとか…、前作<花様年華>の主人公のその後を描きます。
過去の思い出は、チャウの心を蝕み、女性を真摯に愛することが出来ず、様々な女性との交際を重ねる日々を送っていました。
1967年、チャウはシンガポールでの記者生活を辞め、小説家として香港に戻ってきます。
ホテルの2046室の隣部屋、2047室を借りて生活をするようになりますが…。
隣の部屋2046室から何か声が聞こえるので覗いてみると、支配人のワンの長女ジンウェンが、片言の日本語で独り言を呟いているのを目撃します。
日本人の青年に恋をし、父親に反対されたためだと知り、チャウは興味を持ちます。
そして彼女と日本人の男性タクを主人公にした2046年の近未来で、客室乗務員のアンドロイドたちと失われた愛を取り戻すため、2046に向かうという物語「2046」を書きはじめます。
書いているうちに、いつしか主人公が自分自身になって行き、過去の結ばれなかった愛が蘇ってきます。
そしてチャウの過去と現在、小説の中とが、交錯していきます。

音楽の入り方が官能的で感覚的だし、映像の美しさは筆舌に尽くせないです。
だけど、<花様年華>の続編だというのに、主人公のチャウの性格が変わりすぎてしまって、ストイックで実直な感じから、冷酷でヤクザな感じになってしまったようで、違和感を持ちました。
過去の結ばれなかった思いが、愛を拒絶しているからなのでしょうか?

中国の言葉に詳しい人によると、コン・リーは、シンガポールなので北京語。
香港なのにチャン・ツィイーは北京語で、トニー・レオンの広東語と会話しているのだそうです。
キムタクはずっと日本語でしたが、違和感は感じませんでした。
スターがたくさん出演していて楽しかったですし、俳優さんはそれぞれに頑張っているように思えたのですが、スターが大勢居過ぎて、かえってまとまりが悪かったのかなーとも思いました。
内容より映像を見る映画です。
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