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1999年 フランス・ドイツ・スイス・日本 135分 原題 Pola X 監督 レオス・カラックス 原作 ハーマン・メルヴィル 脚本 レオス・カラックス ジャン=ポール・ファルジョー ローラン・セドフスキー 撮影 エリック・ゴーティエ 音楽 スコット・ウォーカー 出演 ギョーム・ドパルデュー カトリーヌ・ドヌーヴ カテリーナ・ゴルベヴァ デルフィーヌ・シュイヨー ローラン・リュカ シャルナス・バルタス アラジンという名前で小説を発表しているピエール・ヴァロンブルーズ(ギョーム・ドパルデュー)は、高名な外交官だった父亡き後、母親のマリー(カトリーヌ・ドヌーヴ)と二人でノルマンディの瀟洒な館に住んでいました。 そんなある日、異母姉だという黒髪の女性イザベル(カテリーナ・ゴルベヴァ)がピエールの前に現れます。 彼女の出現に衝撃を受けたピエールは、母や婚約者のリュシー(デルフィーヌ・シュイヨー)を残したままイザベルとパリに出て生活を始めるのでした。 姉と弟と呼び合いながら生活している母と息子。 本当に異母姉なのかどうかもわからないのにその女性に運命のようなものを感じ救いたいと思い込んでしまう主人公。 何だかわけの分からないドラマなのですが、素晴らしい才能を持ちながら、それに気付かず世の中に何も与えることが出来なかった青年。 天使のようなリュシーから離れて、悪魔のようなイザベルに恋してしまったことから、それまで住んでいた天国のような所から地獄のような所に行き、胡散臭い人たちとの交流の中でなにかを掴み取ったような感覚に陥り、ますます混沌とした世界に入っていってしまったのか…。 正直いって画面は暗いし、ちょうど眠くなるテンポで進行するし、登場人物の行動が理解し難いしで、見終わるとドッと疲れてしまう映画でした。 ヴァロンブルーズ家の血筋は皆根絶やしにすると言って従兄のティボー(ローラン・リュカ)を殺してしまっても、ピエールは自分の幼さに気付けなかったようでしたし、自分の生きる意味を見つけようとしながら見つけることが出来なかったというより、絶望感から狂気に走ってしまったのかもしれません。 B D |
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