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<<   作成日時 : 2007/07/31 00:00   >>

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2004年 日本 120分
監督 瀧本智行
脚本 青島武  瀧本智行
撮影 柴主高秀
音楽 吉川忠英
出演 朝倉正彦:萩原聖人
   手島映子:井川遥
   タツヤ:池内博之
   山田敏男:津田寛治
   三枝清:塩見三省
   松原:大杉漣
   大瀬道子:余貴美子

自殺の名所、富士山麓の青木ヶ原樹海に入り込むことになった自殺志願者の4つのエピソードを交錯させながら描いたドラマです。

暴力団にそそのかされ5億円を横領し、口封じにとボコボコニされ、死んだと思われて樹海に捨てられた朝倉。 犯罪に手を染め、死んだことになっている朝倉は樹海を出ても行くところが無いと彷徨っていると、金融業者にお金を借り借金苦で自殺を考えている中小企業の経営者田中に出会います。

悪徳金融で働くタツヤは、夜逃げした女性客から携帯にSOSが入ります。 彼女は自殺をしようと樹海に入ったものの、足を挫き動けなくなってしまったから助けて欲しいと言うのです。 タツヤは本当に樹海の中にその女性が居るのだろうかと思いながら樹海に踏み込むのでした。

一流企業の課長山田は、興信所の探偵三枝に突然呼び出され、見知らぬ女性と一緒に写っている自分の写真を見せられ女性との関係を聞かれます。 その女性は幸せだったときの物を持って樹海で自殺したのだと言い、その写真が遺留品の中にあったので、遺族が山田をどういう人なのか知りたいから訪ねたのだというのです。 写真を見ているうちに、着ているものから2002年の日韓ワールドカップで日本がロシアに勝った試合の写真だと思い出しますが、それはほんの少し出会って話しただけの人だったのです。 話しているうちに山田と三枝は打ち解け、自分自身のことを話し始め、互いに心を開いていきます。

御茶ノ水女子大を出て一流銀行で働いていた手島映子は、今は駅の売店で働いています。 2年前ストーカーをしたことを理由に職を失い、今の生活をしていますが、その仕事ぶりは優秀で、先輩の道子にも一目置かれています。 そんなある日、ストーカーをはたらいたと言い、映子を訴えた男が売店に買いに来ましたが、かつて愛した男は見る影も無く精彩に欠けているのでした。 そんな男を見て映子は樹海に入るのですが…。

それぞれのエピソードの中で生きることの意味を投げかけていくという物語です。 時間を前後したり、物語を交錯させたり、エピソード自体もそれぞれに違った味わいがあって、面白い構成になっていると思いました。
個人的には、ネクタイを買う松原や道子の登場する映子のエピソード、山田と三枝のエピソードが好きです。 
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