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2005年 日本 94分 監督 小栗康平 脚本 小栗康平 佐々木伯 撮影 寺沼範雄 出演 まち:夏蓮 知行:登坂紘光 三ちゃん:浅野忠信 まちの母親:田中裕子 まちの父親:岸部一徳 :坂田明 大久保鷹 松坂慶子 坂本スミ子 左時枝 中嶋朋子 小栗康平監督が<眠る男>から9年ぶりに撮ったという作品。 山間の小さな町に住んでいる高校生のまちは、友達と短い物語を作ってリレーしていく遊びをしていました。 町のペット屋さんが駱駝を買って町に連れて来るところから始め、次々と思いつくままに物語をつないでいきます。 町に住む大人たちにはそれぞれの人生のドラマがあり、今まで育んできたそれぞれの過去(現実)の物語が、まちたちの作る空想の物語と並行して述べられていきます。 そんな或る日、大雨の降った後、ゲートボール場の一部が壊れ、“埋もれ木”が姿を現します。 “埋もれ木”とは、火山の噴火によって立ち木のまま土に埋まっていた古代の樹木のことなのだそうです。 立ち木のまま埋もれた古代の森が、自分たちの町の地中にあったということで、町中の人が集まってカーニバルを開くことになります。 過去を想う気持ちと未来への希望が一体となって、盛大な催しになるのでした。 高校生の女の子たちの、無邪気に何の脈絡もないような物語の作り方が新鮮でしたし、映像の創り方もステキだったのですが、構成の仕方が自由過ぎるからなのか、作品に流れを感じることが出来ず、物足りない思いを持ってしまいました。 しかし、紙燈籠や木の葉の舞い落ちる美しさは素晴らしかったのと、カーニバルの大型トラックに描いた鯨の絵などは、まるで琳派の絵画を見ているようでしたし、水溜りに写りこんだ映像の美しさは抽象画を感じさせられました。 夢と現の世界の狭間を描きたかったから、脈絡をつけたくなかったのかも…。 |
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映画評「埋もれ木」
☆☆★(5点/10点満点中) 2005年日本映画 監督・小栗康平 ネタバレあり ...続きを見る |
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館] 2007/04/24 15:28 |
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