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<<   作成日時 : 2006/12/27 23:50   >>

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2005年 日本 114分
監督 豊田利晃
脚本 豊田利晃
撮影 藤澤順一
音楽 ヤマジカズヒデ
出演 京橋絵里子:小泉今日子
   京橋真奈:鈴木杏
   京橋貴史:板尾創路
   京橋航:広田雅裕
   木ノ崎さと子:大楠道代
   絵里子の兄:國村隼
   ミーナ:ソニン
   テヅカ:瑛太
   サッチン:今宿麻美

角田光代原作の小説の映画化。 隠し事をしない約束の京橋家、だけどそれぞれに家族に内緒の秘密を持っていて、危うく家族が崩壊しかけるという姿を捉えたドラマ。
子供の頃、現在入院中の母親に蔑ろにされ、暗い少女時代を送った絵里子は、ごく普通で無難なタイプの男性貴史と結婚し、16歳の真奈と14歳の航の4人で、今は傍から見ると幸せで理想的に見える家庭を築いています。
表面的には夫婦喧嘩や家庭内暴力ということは無いのですが、京橋夫妻は5年間セックスレス、夫は愛人を作り、息子の家庭教師ミーナとも不倫関係、娘は不登校でセクシュアルビデオに出演させられという具合です。
それなりに表面を取り繕っているのですが、絵里子の母さと子とミーナ先生の合同誕生会の時、色々なことが露見してしまいます。(というより前から知っていても知らない振りをしていたのが一気にバクハツしただけのことなのですが…)

変な映画と思いながらも、真奈の出生決定現場なのだそうですが、舞台の一つになるラブホテルの「野猿」というのが、懐かしさを感じ(以前住んでいたところの道路標識にとても大きく書かれていてとても目立つ存在だったのです。何処にあるのだろうととても気になっていたからなのですが…)、ホテル野猿の方に興味を持ってしまいました。 

でもこれってそんなに家庭崩壊というほどのものではなくて、何処の家庭にも多かれ少なかれ人に話したくないことがあるという程度のようにも思えます。
でも「もう死んでしまえば!」というのだけは、オドロキでしたけど…。
おばあちゃんのさと子の「くり返し、やり直し、くり返し、やり直し…。」という言葉が心に残りました。
手術の時麻酔を掛けられると何を言い出すか判らないからと手術を引き伸ばしにしていたさと子おばあちゃんの気持ちも判るような気がしました。
絵里子の作っている空中庭園の美しさが、この家族の未来であって欲しいと思いました。
最後の絵里子の誕生日のビックリパーティ、皆がやり直しを望んでいるのが良かったと思います。
C C


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
TBありがとう。
そう、ホテル「野猿」というのは、有名ですね。
原作と映画とは、いくつか大きく違っているけれど、僕はこの監督に拍手を送りたいほうです。
kimion20002000
2007/02/09 00:00
こんにちは、今頃になってDVDで観賞しました。
怖いコワイ映画だと思っていましたが、
仰るように、きっと程度の差こそあれ何処の家にもあるスネの傷かも知れません。
主人公の頑なな心がむき出しになって、雨降って地固まるって感じに
やはり家族のキャラクターがそれぞれ活きていて、良かったです。
他にも纏めてTBさせて戴きましたm(__*)m
kira
2007/06/03 16:16

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