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1982年 アメリカ ケヴィン・ラファティ ピアース・ラファティ ジェーン・ローダー共同監督 86分 一仕事終わったあと、何か映画やってないかなーと思い、このドキュメンタリーを見始めました。 始まってすぐ、広島と長崎の映像があり、自然に涙が浮かび、かなりショックを受けたその直後、トルーマン大統領の嬉しそうな笑顔。 そしてビキニ環礁の実験の映像。 この辺りで、少し休憩。 もう気持ちがグチャグチャになって、“トルーマンめ、もう一度生き返らせて、ぶっ殺してやるー!”みたいな、どうしようもない気分に…。 仕方がないから、夕飯の準備をはじめました。 パートナーと食事をしているとき、彼はわたしが不機嫌そうなので何かあったのかと聞く始末。 夫にまで迷惑をかけてしまいました。 もう少し客観的に考えねばと、そもそも原爆がどういうことから始まったのかなど考え直し、翌日、気を取り直して続きを見ました。 その後も、第五福竜丸の23人の乗組員のことになると平常心ではいられなくなるし、兵士を爆心地に連れて行き、動物実験のように扱ったり、ジュリアス&エセル・ローゼンバーグ夫妻のシンシン刑務所でのことなど、気持ちが落ち込んでしまうこともありますが、しばらくすると、題名の通り、“カフェなんだ!”と思わなければと思うようになりました。 要するに、1940年代から50年代にかけて作られた原爆PRフィルムやニュース映像を様々にコラージュし、冷戦時、米ソの原爆製造競争が激しかった当時の、原爆に対する考え方を描いているのだと。 アメリカ政府と軍部が犯した、当時の大衆操作のあり方の実態を、(核武装の正当性を国民に対して主張したり、安全だなどと)ブラックなパロディで表現しているのです。 原爆が落ちたら“さっと、隠れる?!”と真剣に練習している姿や、シェルター付きの家屋の売り出しとか。 そういえば、ブレンダン・フレイザー主演の「タイムトラベラー きのうから来た恋人」で天才科学者のクリストファー・ウォーケン扮する父のつくった核シェルターで母(シシー・スペイセク)と三人で35年暮らし、自動ロックが解除されて、シェルターの外に出て来たというのを見たとき、変な気がしたのですが、ありえない事でもなかったのだと思いました。 それにしても、兵士に爆弾について説明する時、注意点が3つあると言い、1爆発 2熱 3放射能 といい、このうちでもっとも気にしなくて良いのが3番。 放射能の許容量を測るバッジをつけ、命令どおりにやれば気分が悪くなることもないし、病気にもなることはない。 そうなる前に、爆発や熱で死んでしまってる!? なんて訳の解らないことを言って本当に恐ろしいです。 監督のケヴィン・ラファティは、ブッシュ現大統領のいとこで、ハーバード大学卒業後、カリフォルニア芸術学院で映画作りを学んだとか。 マイケル・ムーアに師と仰がれ、1989年の「ロジャー&ミー」では、撮影を担当、ドキュメンタリーの作り方を指導したといわれている人です。 弟のピアースは公文書研究の専門家、ジェーン・ローダーはジャーナリストだそうです。 B D |
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